良好な経済指標もNY株式市場の下げにドルも反落

[概況]

 
東京時間に当日高値111.150円まで上昇したドルは其の後売られ、欧州市場で再度111円を付けたが維持は出来ず、NY市場に入るとそれまでの安値を下抜く下げとなった。
 
発表された5月耐久財受注と5月製造業新規受注は共に予想を上回り、NY株式市場も続伸して始まったがドルの上値は重く、ダウが上げ幅を縮小すると米国債利回りも低下してドルは売られ、終盤には当日安値110.500円まで値下がりした。
しかし最後は110.600円と110円後半を維持して引け、ユーロも-12.5銭の128.920円で引けた。
 
一方ポンドは+14銭高で引けるなど主要通貨はマチマチで引けた。
ドルは下値では買われるものの、111円は維持出来ず、上値の重い状況が続いているが、本日はFOMC議事録が公表される予定で、米利上げ予測が変化する事があるのかに注目している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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