続落スタート、米株安を受け売り先行

【寄り付き概況】

4日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比106円54銭安の2万1679円00銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.33ポイント安の1686.47で始まった。
 
現地3日のNYダウ、ナスダックともに4日ぶりに反落。4日の独立記念日の祝日を前にした短縮取引だったことや、6日に予定される中国に対する関税強化への行方が警戒された。米国株安や為替相場がやや円高方向にあることなどで買い手控えムードが強い。
 
外国為替市場では1ドル=110円台半ばの推移と円高含みで推移していることも輸出株中心に向かい風となる。取引時間中は中国上海市場などアジア株の動向にも神経を使う展開となりそうだ。きょうは米国株市場が独立記念日で休場となることで全体の売買代金は細ることが予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、情報通信など。一方、値下がりで目立つのはその他金融、サービス、精密機器など。
 
個別では、任天堂が安く、東エレク、キーエンス、SUMCOも下落している。ソニーはさえない。ファーストリテ、スタートトゥ、リクルートHDも売られている。
半面、JXTG、昭和シェルがしっかりしており、トヨタ、三菱UFJ、三井住友、マネックスGも買いが優勢。ソフトバンクG、NTTは堅調となっている。
 
225先物は、モルスタ・野村・ソジェン・JPが買い越し。
アムロ・みずほ・UBS・ドイツ・シティ・メリルが売り越し。
TOPIX先物は名ティクス・日興・パリバ・JPが買い越し。
野村・バークレイズ・ソジェン・みずほ・ドイツが売り越し。
 
テクニカル的には富士通(6702)、村田(6981)、ニチコン(6996)、アルヒ(7198)、マネ(8698)が動兆。

 

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