今週は軟調展開となった。
貿易摩擦への警戒からリスク回避姿勢が強まる中、日経平均は週初から492円安と大幅下落。後場に急に崩れるような動きも幾度か見られ、5月30日の安値を下回り、2万1500円を割り込むなど下値を探る展開となった。
マザーズ指数は年初来安値更新が続き、心理的節目の1000pを割り込んだ。
6日は買い戻しの動きが強まり、強い反発を見せた。
日経平均は週間では約516円の下落となり、週足では3週連続で陰線を形成した。
さて、来週は、堅調展開か。
日本時間6日午後に米中両国が互いの輸入品に対して追加の制裁関税を予定通り発動したことで、“とりあえず重要なイベントを通過した”したとの短期的な材料出尽くし感が表面化しそうだ。
来週は外部環境に振り回される地合いから、個別重視の地合いになると考える。貿易摩擦は警戒しつつも、リスクオフからリスクオンへ相場の雰囲気が切り替わり、戻りを試す展開を予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
22256.90 26週移動平均線
22256.67 均衡表転換線(週足)
22238.42 均衡表基準線(週足)
22237.26 均衡表基準線(日足)
22180.74 75日移動平均線
22148.78 200日移動平均線
22060.23 ボリンジャー:-1σ(13週)
22015.54 ボリンジャー:-1σ(25日)
21915.87 均衡表転換線(日足)
21825.69 6日移動平均線
21811.93 新値三本足陽転値
21788.14 ★日経平均株価6日終値
21709.04 ボリンジャー:-2σ(13週)
21698.94 均衡表雲下限(日足)
21619.13 ボリンジャー:-2σ(25日)
21465.07 ボリンジャー:-1σ(26週)
21357.86 ボリンジャー:-3σ(13週)
21222.72 ボリンジャー:-3σ(25日)
21088.65 均衡表雲下限(週足)
20673.25 ボリンジャー:-2σ(26週)
19881.43 ボリンジャー:-3σ(26週)
チャートの形はダブルトップ形成を確認。ついでに13週移動平均線(2万2411円)、26週移動平均線(2万2256円)も明確に下回り中期的な調整局面入りを示唆しています。最後の支持線である52週移動平均線(2万1731円)は終値でかろうじて守っており長期的な基調は何とか保たれている。
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