米国株安と円安一服を受けて軟調な展開か

20日の東京株式市場は、米国株安と円安一服を受けて軟調な展開が想定される。
日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万2800円。
 
19日の米国株式が下落したことや週末要因から、ポジション調整の売りが優勢となりそう。ただ、4-6月期決算への期待感から「下値には押し目買いが期待される」との声も聞かれ、押し目買いに下げ渋る動きをみせる場面も想定されるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(19日終値112円96-98銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同131円12-16銭)と円高に振れている。
為替は円高方向に振れてはいるものの、リスクオフというほどではない。そのため、初動で下げた後に売り込む動きは限定的と考える。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比85円安の2万2705円。
 
 
【好材料銘柄】
■レッグス <4286>
上期経常を2倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■ネクストウェア <4814>
子会社ネクストキャディックスがケーブルテレビ施設管理Webシステム「Cadix-MapServer」と、KDDI <9433> が提供する「プロアクティブアラーム検知サービス」のシステム連携オプションを提供開始。
 
■ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774>
外傷などに起因する二次性の変形性膝関節症への適応拡大に向けて、再生医療等製品「自家培養軟骨ジャック」の治験計画届書を提出。
 
■オンコリスバイオファーマ <4588>
岡山大学が食道がんを適応症とする、テロメライシンと放射線併用の医師主導臨床研究の結果を日本臨床腫瘍学会で発表。
13例中8例(62%)の症例でテロメライシン投与局所での食道がんの完全消失が確認された。
 
【主な経済指標・スケジュール】
20(金)
6月消費者物価指数(8:30)
5月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
ゲンキードラ、ベクター、アジュバン、東製鉄、日鋳造、アルインコ、エンプラス、モーニングスタ
 
【海外】
《米決算発表》
ゼネラル・エレクトリック、カンザス・シティ・サザン、リージョンズ・フィナンシャル、サントラスト・バンクス、スタンレー・ブラック&デッカー、ハネウェル、ステート・ストリート

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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