日経ジャスダック平均株価は小幅続落した。前引けは前日比1円67銭安い3807円00銭となった。
上海外国為替市場で人民元相場が対ドルで一時、約1年1カ月ぶりの安値を付けた。米中貿易摩擦の激化への懸念が高まっており、流動性リスクが高い中小型株には売りが優勢となった。マクドナルドやセリア、ハーモニックなどの時価総額の大きい銘柄の下げが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は5042万株。値上がり銘柄数は252、値下がり銘柄数は319となった。
個別では、アクシーズ、東北新社、ヒビノ、ホリイフードサービス、SIGなど7銘柄が年初来安値を更新。フジタコーポレーション、システムズ・デザイン、ジェイホールディングス、岡藤ホールディングス、水道機工が売られた。
一方、市進ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ウエストホールディングス、ミューチュアル、アスコット、ジャストプランニングなど7銘柄は年初来高値を更新。ファンドクリエーショングループ、愛光電気、ラクオリア創薬、SAMURAI&J PARTNERS、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが買われた。
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