東証マザーズ指数は小幅ながら反発した。終値は前日比3.27ポイント高い1048.09だった。東京市場全般が中国市場の動向を見ながらの不安定な動きであり、週末要因もあって新興市場も主体性を欠いた展開となった。
前日に外資系資産運用会社の株式大量保有が判明したメルカリや、台湾企業と医薬品開発でライセンス契約したナノキャリアなど「しっかりした買い手掛かりのある銘柄が人気を集めた」という。
値上がり銘柄数は125、値下がり銘柄数は127となった。
個別では、ナノキャリア、オンコリスバイオファーマ、日本リビング保証がストップ高。アイティメディアは一時ストップ高と値を飛ばした。PR TIMES、弁護士ドットコム、トレンダーズ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ウェルビーは年初来高値を更新。サインポスト、リボミック、ジェイテックコーポレーション、ブライトパス・バイオ、オンコセラピー・サイエンスが買われた。
一方、ピーバンドットコム、ディジタルメディアプロフェッショナル、FFRI、バリューゴルフ、ロジザードなど7銘柄が年初来安値を更新。ホットリンク、JMC、ティーケーピー、シルバーライフ、イトクロが売られた。
