東証マザーズ指数は反落した。終値は8.09ポイント安い1040.00だった。
日経平均が大幅下落で取引を開始した流れを受けて、マザーズ指数も売り先行でスタート。
為替が円高方向に振れていたこともあり、輸出株中心に売りに押され日経平均がじりじりと下げ幅を広げる展開となったなか、内需株が多い新興市場では強い値動きの銘柄も散見され、指数は終日狭いレンジ内でのもみ合いとなった。
価格変動が大きくなりやすいグロース(成長)株を中心に、運用リスクを回避する売りが優勢だった。
売買代金は概算で800.30億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり156銘柄、変わらず13銘柄。
個別では、イオレ、データホライゾン、Mマート、ハイアス・アンド・カンパニー、RPAホールディングスなど6銘柄が年初来安値を更新。駅探、ブランジスタ、JMC、サインポスト、ロゼッタが売られた。
一方、ジェネレーションパス、オンコリスバイオファーマがストップ高。PR TIMES、UUUM、トレンダーズ、ジャパンエレベーターサービスホールディングスは年初来高値を更新。大泉製作所、アライドアーキテクツ、ロジザード、Abalance、ラクスルが買われた。
23日に新規上場した企業向けコンサルティングを手掛けるMSOLの終値は3900円と、初値(4500円)を13%下回った。
