マザーズ指数は続伸、個人投資家中心に買いが優勢

 
東証マザーズ指数は前日比5.77ポイント高の1063.73ポイントと続伸した。

前日の米国株高を背景に堅調なスタートとなった日経平均が、本格化する主要企業の4-6月期決算を前に5日移動平均線水準でのこう着となるなか、次第に値動きの軽い中小型株へと市場の関心が向かう格好となった。

 
この日上場したGAテクノを含め、「最近の新規株式公開は初値が高く、そこそこ好調だ」という。2050年に国内販売車を全て電動車にするとの経済産業省の目標を受けて電池関連銘柄に買いが集まるなど好材料にも反応しており、個人の投資意欲の回復がうかがわれた。
値上がり銘柄数は158、値下がり銘柄数は93となった。
 
個別では、ジェネレーションパス、JMCがストップ高。グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。PR TIMES、バンク・オブ・イノベーション、弁護士ドットコム、ジャパンエレベーターサービスホールディングスなど5銘柄は年初来高値を更新。メディアシーク、キャリア、MRT、ジェイテックコーポレーション、ファイバーゲートが買われた。
 
一方、Mマート、クックビズ、RPAホールディングスが年初来安値を更新。日本リビング保証、アライドアーキテクツ、エヌ・ピー・シー、サイジニア、ブランジスタが売られた。

25日に東証マザーズ市場に上場したGAテクノの終値は5550円だった。公開価格(2510円)の2.3倍となる5780円で初値を付けた後、一時6180円まで上昇したが、その後は売りがやや優勢となった。

 

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