[概況]
東京時間に当日高値111.400円を付けたドルは其の後売られ、NY市場朝方に111円を割り込んだ。そしてNY市場で発表された6月新築住宅販売件数が予想を下回り、米政府が年内に外国製の自動車へ関税措置を導入すると報道されると一段安となった。
其の後NY株式市場が売られて始まり、ダウが-128.39ドルまで下げ幅を拡げるとドルも中盤に当日安値110.650円まで下落した。しかし其の後米欧首脳会談で両者は合意するとの報道が流れて株価が上昇するとドルも買い戻されて終盤に111.10円まで反発した。
最後は前日比-22.5銭の110.960円と111円を割れて引けたがドル以外の主要通貨は上昇し、前日23円割れまで下げたトルコリラは+46銭高の23.23円と23円台を回復して引けた。米国経済は堅調で株価は上昇しており、ドルも下値は買われ易いと見ている。
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