【寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比49円79銭安の2万2564円46銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.84ポイント高の1763.32で始まった。
日経平均株価は指数を算出する上で影響度が高い、値がさ株への売りが目立つため小幅安。一方、欧米の貿易摩擦激化懸念の和らぎを背景にした買いが幅広い銘柄に入り、東証株価指数(TOPIX)はしっかり。
外国為替市場では、1ドル=110円80銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
全体としては、決算内容を見極めたいといったムードが強まりやすいなかで、主力処では、決算前の先回り物色や週初から散見されている。
金融株や自動車株などといったNT倍率の水準訂正の動きにとどまりそうなほか、値動きの軽い中小型株へと関心が向かう展開の継続が意識される。
個別では、エーザイが急落し、ソフトバンクG、ファーストリテといった値がさ株が下押している。ファナックが売られ、日本電産も値を下げ、三菱自は大幅安。コマツが甘い。マネックスGはさえない。
半面、任天堂が上伸し、アドバンテスは大幅高で、トヨタも堅調。三菱UFJ、三井住友がしっかり。東海カは強含み。
ランチバスケットは15件、157.05億円、売り買いほぼ同金額。
