日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比3円67銭高い3850円97銭だった。
相場全体の方向を決める材料に乏しく、小動きだった。
米欧間の貿易摩擦の緩和期待から25日の米株式相場が上昇したことが投資家心理の支えとなった。もっとも、日銀の金融政策決定会合を控えて新興市場でも様子見ムードは強く、積極的な売買は手控えられた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で391億円、売買高は7074万株だった。売買代金は400億円を割れ、今年最低となった。
麦茶製造販売の石垣食には猛暑関連銘柄としての物色が続き、商いを伴って上昇した。
値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は309となった。
個別では、ディーエムエスがストップ高。パスポートは一時ストップ高と値を飛ばした。エフティグループ、ミューチュアル、石垣食品、セキュアヴェイル、インフォコムなど8銘柄は年初来高値を更新。富士ソフトサービスビューロ、伊豆シャボテンリゾート、アイエックス・ナレッジ、シンクレイヤ、共同ピーアールが買われた。
一方、ビジョナリーホールディングスがストップ安。東北新社、ホリイフードサービス、フライングガーデン、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所など8銘柄は年初来安値を更新。愛光電気、三東工業社、アスコット、nms ホールディングス、市進ホールディングスが売られた。
