NYダウの上昇や対ユーロでの買いにドル/円も上昇

[概況]

東京市場終盤に欧州勢による円買いに当日安値110.590円まで下げたドルは其の後、対ユーロで買われた事や欧州株式市場が上昇で始まった事などに値を戻した。
 
そしてNY市場で発表された6月耐久財受注は予想を下回り、新規失業保険申請件数も予想より増加したが、ECB理事会で「政策金利は少なくとも2019年夏まで据え置き」とされ、其の後のドラギECB総裁の会見でも金利据え置きが強調された事からユーロは売られ、対ユーロで買われたドルは対円でも上昇して、NY市場序盤に111円台を回復した。
 
NYダウの上昇にドル買いも進んで終盤に当日高値111.260円を付け、最後も前日比+27銭高の111.230円と111円台を回復し、ドル以外の主要通貨は値下がりして引けた。ドルは直ぐに111円台を回復したが、ここから上が重くなっており、下値は買いだと見るが上昇したところでは利食いしておいた方が安心ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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