値がさ株の一角に買い

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比69円30銭高の2万2656円17銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、8.61ポイント高の1774.39で始まった。
 
米国での優良株高を背景に買いが優勢だった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。値がさ株の一角に買いが入っている。
外国為替市場では、1ドル=110円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち
 
個別では、ソフトバンクGが堅調持続。三菱UFJ、三井住友は強含み。エーザイ、JTがしっかり。ファナック、コマツが値を上げている。花王は伸び悩み。トヨタ、任天堂は小幅高となっている。
 
半面、野村、マネックスGが売られている。サイバエジェは安値もみ合い。ファーストリテは下げ渋り。東エレク、ソニー、キヤノンは弱含みとなっている。
 
日経平均は前場に上げ幅を3ケタに広げる場面があったものの、為替の円安が一服していること、8月上旬にかけて主力企業の4-6月期決算発表がピークを迎えることなどを考慮すると、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。
 
今週のIPOラッシュこそ一巡したが、決算発表が本格化したことで主力の東証1部銘柄に市場の関心が向かいやすく、マザーズ指数は引き続き伸び悩む可能性がある。
売買代金が低迷しているとあって、比較的需給の軽い小型株が選好されやすいだろう。
 
 
ランチバスケットは15件、313.66億円、売り買いほぼ同金額。

 

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