【寄り付き概況】
24日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比68円45銭安の2万2621円29銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.54ポイント安の1790.77で始まった。
前日の米国株市場ではFOMCの議事要旨公表を受け、利上げ加速に対する思惑が後退しNYダウなど主要指数が上昇した。
ただ、米長期金利の低下が外国為替市場ではドル安・円高に反映され、足もとは1ドル=110円を割り込む水準で推移するなど円高にふれており、これが主力株中心にマイナスに働いている。
また、米中貿易摩擦に対する懸念が引き続きくすぶるなか、米政権が乗用車の関税を最大25%に引き上げると検討していると伝わったことも重荷となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に石油、医薬品、小売、電力ガス、食料品など。値下がりで目立つのは鉄鋼、鉱業、保険、銀行など。
個別では、任天堂、ソフトバンクGが下げ、ファーストリテは軟調。三菱UFJ、三井住友、第一生命も値下がりしている。トヨタ、SUBARUが売りに押され、日産自は小幅安。マネックス、武田は下落し、ユニゾHDは個別に売られている。
半面、JTが買われ、花王、資生堂が高く、アステラス薬、中外薬、ニトリHD、クリエイトSHDが上昇している。
225先物はメリル・アムロ・日興・三菱・野村・ソジェンが買い越し。
JP・GS・モルスタ・バークレイズ・クレディ・UBSが売り越し。
TOPIX先物は大和・シティ・メリル・ドイツ・GS・野村・アムロが買い越し。
みずほ・クレディ・JP・モルスタが売り越し。
外資系等は、日ペ4612)、太平電(1968)、東急(9005)、KDDI(9433)、ドコモ(9437)、コスモエネ(5021)、富士電機(6504)、アニコム(8715)、横川ブ(5911)、M&A(2127)、ロート(4527)、コンドーテック(7438)、白銅(7637)、LIFULL(2120)、ニチレイ(2871)、SMC(6273)、ユニチャーム(8113)、地所(8802)、第一精工(6640)、セイノー(9076)に注目。
テクニカル的には、不動テトラ(1813)、佐田建(1826)、M&A(2127)、CRE(3458)、三菱総研(3636)、ブレインP(3655)、セレス(3696)、触媒(4114)、エステー(4951)、東光高岳(6617)、豊田合成(7282)、インタアクション(7725)、長大(9624)、スクエニ(9684)、西尾レント(9699)が動兆。
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