ドルを始め主要通貨は久しぶりの乱高下

[概況]

東京時間に110円半ばを割り込んだドルは欧州株式市場も下落して始まると更に円買いが進んでユーロは129円を割り込み、直後にドルも110円を割れて序盤のうちに当日安値109.545円まで下落した。

其の後発表された独とユーロ圏の5月製造業PMIが予想を下回るとユーロは中盤に128.230円(当日安値)まで下落し、連れてポンドも145.94円の当日安値まで値下がりした。

ドルは安値を付けたあとは値を戻してNY市場朝方に110円台を回復したが、4月新築住宅販売件数が予想を下回った事やNY株式市場が続落して始まった事などに再度110円を割り込んだ。

しかし直ぐに大台を回復し、FOMC議事録に期待する買いに終盤には110.350円まで反発したが、FOMC議事録の内容が市場の予想通りだった為に公表後は売られた。

そして引け間際に再度110円を割れたが、最後は前日比-77.5銭の110.110円と110円台で引けた。ドルは21日の111.405円から23日の109.545円まで2円近く下げ、買いに対する警戒が拡がっているかも知れないが、ドル高の流れはまだ続いているのではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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