続伸スタート、やや円安に振れ買が先行  

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は前週末比38円16銭高の2万2488円95銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、0.20ポイント安の1771.50で始まった。
 
週末25日の原油価格の急落でNYダウが続落した一方、ハイテク株比率の高いナスダックは反発するなど、まちまちの動きだった。為替相場が、前週末に比べやや円安に振れていることから買いが先行したようだ。
 
米朝首脳会談はトランプ米大統領がいったん中止を表明したものの、その後実施に向けた協議の再開を始めた。朝鮮半島を巡る地政学リスクの後退はポジティブながら先行き不透明感もある。
今週後半に米国の重要経済指標が相次ぐことで、これを見極めたいとの思惑も買い手控え要因となりやすい。外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と足もと円安含みに推移しており、輸出株の下支えとなりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に空運、水産、不動産、繊維、電気機器など。 
 
225先物は、みずほ・ドイツ・メリル・HSBC・野村・ソジェンが買い越し。
UBS・アムロ・パリバ・GS・SBIが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・ソジェン・クレディ・三菱が買い越し。
GS・みずほ・アムロ・バークレイズが売り越し。
 
外資系等は、武蔵精密(7220)、河合楽器(7952)、システナ(2317)、不二油(2607)、光通信(9435)、日ヒューム(5262)、日空港ビル(9706)、アサヒ(2502)に注目。
 
テクニカル的には、日本粉(2001)、エイジア(2352)、フォックスター(3687)、ティーガイア(3738)、アドソル(3837)、全国保証(7164)、京成(9009)、ANA(9202)、太平電(1968)、メンバーズ(2130)、シュッピン(3179)、ヒトコム(3654)、CTS(4345)、中外(4519)、久光(4530)、オレクル(4716)、ベル24(6183)、シード(7743)、ユニチャーム(8113)、サンリオ(8136)、東祥(8920)、セイノー(9076)、吉野家(9861)が動兆。
 

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