NY市場はメモリアルデーで休場。
欧州はロンドンが休場。
ドイツDAXは続落、フランスCACは4日続落。
興味深いアノマリーは「メモリアルデー明け後のS&P500動向」。
1986年~2017年までのメモリアルデー明け初日は平均で0.38%上昇。
メモエリアルデー明け後3日間では平均0.34%の上昇。
2015年~2017年の過去3年間はメモリアルデー明けは3年連続下落。
しかしその後3日間では上昇していた。
日本では「3連休明けの日経平均高のアノマリーがある。
日経平均は小幅に上昇して続伸。
プラス圏とマイナス圏を行き来する方向感に乏しい展開。
東証1部の売買代金は1兆8136億円。
「今年2回目の2兆円割れ。
4月2日の1兆6740億円以来の低水準だった。
全体的に煮詰まり感。
26週線(22368円)キープは好材料」という声も聞こえる。
新高値56銘柄(前日42銘柄)、新安値110銘柄(前日111銘柄)というのが実感。
騰落レシオの105.53%が実態だろう。
日経平均は続伸だが、TOPIXは6日続落。
火曜は既に実質月替わり。
「米国がメモリアルデーで3連休だから、まだ国内勢中心の相場。
小型株、新興株は引き続き元気だ」。
それ以上の思考法はなかろう。
日銀が4日連続でETFを購入したことで今月は6回目。
年間6兆円購入のつじつまはあった格好だ。
25日線からは0.3%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.080%。
買い方▲8.786%。
空売り比率は43.5%と5日連続で40%超。
もっとも日経VIは14.95%と低下した。
225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の22420円。
225先物の罫線は5日と25日のデッドクロス発生を警戒する見方がある。
しかし雲のねじれに期待する向きも多い。
気学では「火曜は「吹き値売りの日。ただし後場急落したら買い狙え」となっている。
(兜町カタリスト櫻井)
