日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに安値圏でもみ合い

【後場寄り付き概況】

29日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比230円62銭安の2万2250円47銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.62ポイント安の1755.80で始まった。
 
外国為替市場では、1ドル=109円近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
円高・ドル安に振れた為替が重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに安値圏でもみ合っている。

個別では、三菱UFJ、マネックスGが売られ、ソフトバンクGが下押し、ファーストリテは反落。住友不、JR東日本、JAL、JFE、住友鉱は値を下げている。東エレク、信越化の半導体関連株が安く、トヨタが続落し、JDIは急落。ミネベアミツミは年初来安値。
半面、スズキが締まり、東海カがにぎわい、昭和電工はしっかり。任天堂は堅調。花王、7&iHD、武田も上昇している。
 
朝鮮半島や中東情勢を巡る地政学リスク、米国の保護主義的な通商政策に加え、南欧政治の先行き不透明感まで台頭し、金融市場には再びリスクオフムードが広がっている。
後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測が下値の支えとなるだろうが、連休明けとなる米国市場の反応を見極めたいとの思惑から積極的な押し目買いは入りづらいと考えられる。
 
ランチバスケットは16件、227.67億円、20億売り越し。
 

 

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