日経ジャスダック平均は続伸、指数の上値も限定的

日経ジャスダック平均株価は、外部環境に不透明感が残り、売り買いが交錯したが小幅ながら続伸した。
終値は前日比1円70銭高い3939円94銭だった。
株式市場全体に米国の保護貿易主義への警戒感が根強いなか、内需関連の人材サービス企業や小売株などに買いが入った。ただ、週末を前に積極的に取引を手掛ける雰囲気は乏しく、指数の上値も限定的だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で657億円、売買高は1億2519万株だった。
値上がり銘柄数は303、値下がり銘柄数は329となった。
 
個別では、やまねメディカル、システムズ・デザインがストップ高。共和工業所は一時ストップ高と値を飛ばした。ハーバー研究所、JALCOホールディングス、ヒロセ通商、アイエーグループ、ムサシなど10銘柄は年初来高値を更新。日本テレホン、ファンドクリエーショングループ、アイフリークモバイル、大阪油化工業、ネクストウェアは値上がり率上位に買われた。
一方、燦キャピタルマネージメント、nms ホールディングス、日本サード・パーティ、ホリイフードサービス、エスエルディーなど26銘柄が年初来安値を更新。ナトコ、アイル、日本銀行、応用技術、豊商事が売られた。

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