4日の東京株式市場は、円安や米株高を買い材料にシカゴ225先物の清算値22365円を超えて買われるだろう。
その後はもみ合いとなる展開が予想される。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2400円。
国内では依然として手掛かり材料に乏しい状況が続いているが、日経平均は5月30日に75日移動平均線と200日移動平均線が位置していた節目の2万2000円までの調整を見たところで、目先の調整一巡感が台頭している
今週の日経平均は8日のメジャーSQを控えて先物に影響を受けやすい展開のなか、短期的な戻りを試す展開ともなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末1日終値109円19-20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(127円57-61銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比145円高の2万2365円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
22365 ( +145 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
22370 ( +150 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■ユニオンツール <6278>
今月4日から実施を予定していた62万0100株の立会外分売を中止する。
■マークラインズ <3901>
東証がMラインズを8日付で市場1部に指定する。
■ファイバーゲート <9450>
株主優待制度を新設。毎年6月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律2000円分のクオカードを贈呈する。
【主な経済指標・スケジュール】
4(月)
5月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
ピジョン、日ハウスHD、モロゾフ、アマガサ、ティーライフ、不二電機、エイケン工業、泉州電
【海外】
米4月製造業受注(23:00)
休場:NZ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
