【寄り付き概況】
5日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比76円23銭高の2万2552円17銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、4.87ポイント高の1779.56で始まった。
前日のNYダウなど主要指数がそろって高く、ナスダック指数は過去最高値を更新するなどハイテク株中心に上値追いが加速した。
外国為替市場は1ドル=110円近辺の推移と円安水準にあり、外部環境面から追い風が強い。ただ、前日に日経平均株価は300円を超える上昇をみせており、目先利益確定売り圧力も意識される。米トランプ政権の保護主義色の強い通商政策に対する警戒感もくすぶるなか、週末のメジャーSQを控え先物主導で神経質な展開も想定される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がり上位に海運、非鉄、紙パルプ、電気機器、化学、ゴム製品など。
個別では、日本通信が急伸し、任天堂、ソフトバンクGは堅調。アサヒ、武田が買われ、アステラス薬は高い。ソニー、村田製、ファナックが値を上げ、東エレク、ダイキンはしっかりとなっている。
半面、ファーストリテ、アダストリアが売られ、KDDI、ヤフー、マネックスG、三菱UFJ、ホンダが下押し、トヨタは弱含み。昭和シェルが値を下げ、東海カが8営業日ぶり反落。
225先物は、野村・HSBC・クレディ・モルスタ・みずほ・ナティクス・日興が買い越し。
三菱・パリバ・ソジェン・ソジェン・UBS・日興・クレディが買い越し。
みずほ・モルスタ・バークレイズ・GS・ドイツ・JPが売り越し。
テクニカル的には、TATERU(1435)、大成建(1801)、飛島(1805)、西松(1820)、矢作(1870)、東京エネ(1945)、寿(2222)、ツクイ(2398)、コカ(2579)、モノタロウ(3064)、メディアス(3154)、サムティ(3244)、東亜合成(4045)、参天(4536)、大正薬(4581)、サニックス(4651)、BML(4694)、オカモト(5122)、フジミイン(5384)、太平金(5541)、アサヒ(5857)、エスクロー(6093)、グローバル(6189)、OKK(6205)、ホシザキ(6405)、富士電(6504)、Mimaki(6638)、ホーチキ(6745)、古野電(6814)、太陽誘電(6976)、村田(6981)、太平洋(7250)、スギ(7649)、マニー(7730)、HOYA(7741)、A&D(7745)、大研医器(77775)、メニコン(7780)、ヤマハ(7951)、紅(8002)、兼松(8020)、Gウィン(8111)、サンゲツ(8130)、イオン(8267)、地銀セクター、海上(8766)、サンフロンティア(8934)、相鉄(9003)、富士急(9010)、JR九州(9142)、ゲンキー(9267)、NTTデ─タ(9613)、アイン(9627)、TKC(9746)、NSD(9759)が動兆。
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