明日(6日)の東京株式市場では、ハイテク株の循環物色は限定的とみられ、利益確定売りに押される場面が想定されることから、日経平均株価は2万2500円を挟んだ方向感に乏しい展開となりそうだ。
週末の株価指数先物・オプション6月限のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、SQ週
の水曜日は機関投資家の持ち高調整の売買が膨らみ、相場が荒れる傾向がある。
SQに絡み、先物に仕掛け的な売り物が出る可能性もあり、警戒が必要だろう。
マザーズ指数は下値模索が続いており、終値ベースの年初来安値を更新している。
ザラ場の安値が4/17につけた1082pで、これを割り込むようだと、新興市場には投げが出てくる可能性がある。
その場合には値持ちの良かった銘柄なども換金売りに押される可能性が高いだろう。
主力株が売買活況を伴って騰勢を強めるか、もしくは新興市場がしっかり切り返すか、そのどちらかが見られないうちは、日経平均もここからの上値は追いづらいと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
23308.21 ボリンジャー:+2σ(13週)
23302.14 ボリンジャー:+3σ(25日)
23183.39 ボリンジャー:+1σ(26週)
23055.37 ボリンジャー:+2σ(25日)
22808.60 ボリンジャー:+1σ(25日)
22694.42 ボリンジャー:+1σ(13週)
22689.74 新値三本足陽転値
22561.83 25日移動平均線
22539.54 ★日経平均株価5日終値
22491.02 均衡表基準線(日足)
22346.10 26週移動平均線
22315.06 ボリンジャー:-1σ(25日)
22294.27 6日移動平均線
22288.17 均衡表転換線(日足)
22284.08 均衡表転換線(週足)
22238.42 均衡表基準線(週足)
22080.64 13週移動平均線
22068.30 ボリンジャー:-2σ(25日)
21969.74 75日移動平均線
【信用規制・解除】
■岡藤HD <8705> [JQ]
東証と日証金が6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
■ビープラッツ <4381> [東証M]
東証と日証金が6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
