堅調な展開か

 
7日の日経平均は、前日比197円53銭高の2万2823円26銭と4日続伸した
シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の2万2750円となり、これにサヤ寄せする格好から、買い先行の展開となった。
寄り付き後はこう着感の強い相場展開が続いたが、前引けにかけて2万2800円を回復すると、その後もインデックスに絡んだ商いが中心ではあったが、2万2800円を挟んでの展開が続いた。
明日の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)において2万3000円が意識されるほか、SQ通過後の需給面の軽さを手掛かりとした一段高への期待も高まりそうである。
 
 
明日はよほどのネガティブ材料が出てこない限りは堅調な展開を予想する。
メジャーSQ日でもあり、やや荒い動きが出てくる可能性もある。
ただ、押し目があれば、買いが入るであろうし、米国株高などの後押しがあれば、2万3000円乗せも十分期待できる。一気に5月21日の高値2万3050円まで上回ることができるかが注目点だろう。
注目の節目を抜いてくれば、上昇に勢いがつきやすく、年初来高値(2万4129円:1月23日)までは比較的早く到達する展開が期待できる。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
 
24005.70  ボリンジャー:+3σ(13週)
23371.29  ボリンジャー:+2σ(13週)
23333.54  ボリンジャー:+3σ(25日)
23198.59  ボリンジャー:+1σ(26週)
23082.61  ボリンジャー:+2σ(25日)
22831.69  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
22823.26  ★日経平均株価7日終値
 
22736.88  ボリンジャー:+1σ(13週)
22580.76  25日移動平均線
22491.02  均衡表基準線(日足)
22472.94  6日移動平均線
22394.01  均衡表転換線(日足)
22357.01  26週移動平均線
22329.83  ボリンジャー:-1σ(25日)
22284.08  均衡表転換線(週足)
22238.42  均衡表基準線(週足)
22102.47  13週移動平均線
22078.90  ボリンジャー:-2σ(25日)
22018.52  新値三本足陰転値
 
 
■東証主体別売買動向・5月第5週、外国人は3076億円と4週連続売り越し

 
東京証券取引所が7日発表した5月第5週(5月28~6月1日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が3076億2249万円と4週連続の売り越しとなった。
前週は3404億3296万円の売り越しだった。個人投資家は2071億3107万円と2週連続の買い越し。事業法人は1438億9579万円と5週連続の買い越し。信託銀は696億8420万円と2週ぶりの買い越しだった。
 

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