リスク回避の動きやユーロ高に押されてドルは110円割れ

[概況]

NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より若干増えたが為替市場は反応薄で、ドルは110円を挟んだ揉み合いが続いた。
NY株式市場はダウが続伸する一方ナスダックは反落して始まるなどマチマチで、ドルは小動きが続いたが、中盤にトランプ大統領が北朝鮮問題に関して発言すると、北朝鮮リスクが想起されてドルは売られ、当日安値109.480円まで下落した。
 
しかし下値では買いが入り、直ぐに109円半ばを回復すると其の後は揉み合いとなり、最後は前日比-49.5銭の109.710円と110円を割り込んで引けた。
 
またこの日はトルコ中銀が予想外の大幅利上げを発表し、トルコリラは一気に当日高値24.68円まで急騰し、最後も前日比+20銭高の24.37円と主要通貨が値下がりする中で上昇して引けた。
米朝会談やG7などのリスク要因にドルは上値を抑えられて反落したが、まだ上値余地はあると見ている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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