日経ジャスダック平均は3日続伸し、前週末比10円62銭高の3952円23銭で終えた。
8日の米株式相場が上昇し、投資家心理が改善。朝方は売り買い交錯気味だったが、午後は値上がり銘柄が増加した。内需企業が多い中小型株を物色する流れも追い風となった。
米朝首脳会談や日米欧における金融政策決定会合など重要日程を控えて手控え感が強かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で687億円、売買高は1億4238万株だった。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は310となった。
個別では、警備需要の高まりからアール・エス・シーがストップ高、SAMURAI&JPもストップ高となった。クラスターテクノロジーは一時ストップ高となった。
ネット出前サイト「出前館」の夢の街創造委員会、マクドナルド、昭和パックスなど8銘柄は年初来高値を更新した。
デュアルタップ、ポエック、やまねメディカル、ハイパーが買われた。
一方、滝沢ハム、ブロッコリー、ハビックス、SYSホールディングス、医学生物学研究所など10銘柄が年初来安値を更新した。
創薬ベンチャーのラクオリアや、100円ショップ運営のセリアは下落、アイル、地域新聞社、ソフトフロント、山陽百貨店、ジャストプランニングが売られた。
目次
