反発スタート、米株安も円高一服を好感

【寄り付き概況】

20日午前寄り付きの日経平均株価は、前営業日比60円05銭高の2万2338円53銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.09ポイント高の1745.01で始まった。
 
昨日19日に大幅続落していたことや、為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向に振れていることが材料視されているようだ。
 
19日の米国株は、引き続き、米中の貿易摩擦の激化による企業業績への悪影響が懸念され、NYダウが一時400ドルを超える下げに見舞われるなど波乱展開で6日続落し、ナスダック総合指数も反落した。
ただ、日経平均は米株市場に先立って前日に急落しており、足もとは買い戻しが先行している。
外国為替市場では1ドル=110円近辺の推移でドル安・円高が一服していることから、輸出株の押し目買いを誘いやすい面もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に食料品、小売、その他金融など。値下がりで目立つのは鉱業、海運、鉄鋼など。
 
本日、ログリー<6579>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である1860円に買いが約51万株、売りが約10万株、差し引きでは約41万株となっている。

個別では、トヨタが買われ、ソニー、キーエンス、信越化、SUMCO、ソフトバンクG、ファーストリテ、JT、武田、第一三共、花王が上げている。
半面、三菱UFJ、三井住友は下げ、東京海上、第一生命も値下がりしている。任天堂の売りが厚く、東海カは下落し、資生堂は軟調となっている。

225先物は、ソジェン・SBI・ドイツ・みずほ・三菱・JP・メリル・アムロが買い越し。
野村・モルスタ・クレディ・大和・UBS・GSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・ソジェン・ドイツ・JPが買い越し。
メリル・GS・大和・クレディが売り越し。
 
外資系等は、ツルハ(3391)、特殊陶(5334)、MARUWA(5344)、
JAL(9201)、西松建(1820)、JR西(9022)、
ライドオン(6082)、TDK(6762)、パンチ工(6165)、
豊田合成(7282)、小糸製(7276)、阪和興(8078)、
OLC(4661)、大林(1802)、大成(1801)、
清水(1803)、鹿島(1812)に注目。
 
 
テクニカル的には、BRHD(1726)、清水建(1803)、オハラ(5218)が動兆。

 

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