日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比5円13銭高の3920円83銭で終えた。前日まで下値模索となった中国などアジア株式相場が20日は持ち直し、投資家心理がやや改善。短期的な戻りを期待して打診買いが入った。
精密減速機メーカーのハーモニックや通信機器販売のテリロジーが上昇。一方、外食のマクドナルドや半導体製造装置部品のフェローテクは下げた。ジャスダック市場の売買代金は概算で852億円、売買高は2億7864万株だった。
値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は311となった。
個別では、アミタホールディングス、ヤマザキ、サンオータスが一時ストップ高と値を飛ばした。トシン・グループ、カッシーナ・イクスシー、GMOペパボ、キャピタル・アセット・プランニング、ジャストプランニングなど11銘柄は年初来高値を更新。ビジョナリーホールディングス、理研グリーン、テリロジー、エイジス、アイルが買われた。
一方、エムケイシステムがストップ安。シンクレイヤ、ヒップ、nms ホールディングス、滝沢ハム、ケアサービスなど100銘柄は年初来安値を更新。KeyHolder、システムズ・デザイン、愛光電気、大塚家具、フジタコーポレーションが売られた。
