[概況]
20日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.260円まで上昇するも、その後は上値が重い展開となった。
米中貿易摩擦問題によるリスク回避の円買いなどが一服し米ドル円は110円台前半付近で推移。
現在、欧州時間に入り米ドル円は110.050円付近でやや売りが優勢か。引き続き、米中貿易問題に関する報道などには警戒が必要だろう。
この後は、5月米中古住宅販売件数(予想:555万件 前回:546万件)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に20日移動平均線(109.793円)などが控えており、下値サポートなるか注目したい。
一方、上限付近では200日移動平均線(110.238円)などが控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
