「南ぬ」

 IPOで踊らないほうが懸命との指摘は日経朝刊の「メリカリ、上場の断面」。
初値が高騰した企業はその後の株価が低迷するケースが目立つとされた。
HEROZの62%下落はもとより、感覚的にも高初値はその後の低迷の記憶だ。
だから、初値におどらず評価が定まってから新規上場銘柄に参加すべきなのだ。
公募の申込みは悪くないが、当たる株はあまり上がらず、当たらない株ほど初値が高い。
だったら、当たらなかった銘柄を記憶しておいて3ヶ月後、あるいは半年後に投資ターゲットにすれば良い。
それだけのことでパフォーマンスに大きな差が出てこようか。
急がず焦らず時間の経過を待って投資する。
上場したのだから株は逃げない。
いつでも買える。
「今、買わないと」なんてのは昔の証券マンのセールストークだし大きな誤解と錯覚。
ゆっくり投資すればよいだけのことだ。
だいたい、初値が公開価格の10倍なんてのはいうのは主幹事の株価分析能力の欠如の現れだろう。
 
 
市場関係者のメールで拝見した投資家さんの言葉。
すごく共感した。
「お医者さんが、患者の顔を見ないでパソコンばかり見てるといいます。
市場関係者もそうでらっしゃる方が多いのでしょうか。
高学歴ゆえに理屈・データ重視なのですかね。
理屈・データもいいのですが、いうまでもなく現実が最も重要ですよね」。
多くの銘柄がプロジェクトXなのだ。
企業も投資家もプロジェクトX。
無から有を生むという点で一緒だ。
つまり「市場価値の創造」こそ市場の醍醐味であるということにほかならない。
そこに機関投資家も個人投資家もない。
皆一緒のハズだ。
 
ティアの富安徳久社長。
東洋経済の今週号で登場している。
巻頭カラー4ページだ。
著書「最期のありがとう。」も絶賛発売中だ。

内容紹介
?こんな葬儀屋見たことない! !?
東証一部まで最速で駆け上がった、葬儀業界の革命児が送る、
 「死」と「生」と一途に向き合い続けた奇跡の実話(ストーリー)
 「どんな時代になろうとも、どんなに人の考えが変わろうとも、
少なくとも長く繋がれて来たたくさんの自分に関わる命への思いを受け止めることは、
無くしてはならない人間としての在り方だと考えます。
僕はそんな命の思いのつながりを伝えるおせっかいと言われるくらいの葬儀屋さんであり続けたい」
 という思いが詰め込まれた、自身のリアルな経験に基づいた物語です。
 読者の皆さんが、それぞれの人生において「死生観」をどう捉え、
「どう死と向き合うべきなのか?」 「どう生きるべきなのか?」 など、
与えられた命の在り方を考えるきっかけになる一冊です。

(櫻井)。

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