22日の東京株式市場は、海外株安の影響、シカゴ日経平均先物(大証比210円安:2万2390円)にサヤ寄せされる流れから売り先行の展開となろう。
その後は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万2300円-2万2700円
現地21日の欧米株式がほぼ全面安商状となった。
足元で日経平均株価は、同指数の寄与度の高い値がさ株を中心に上昇していたことから、指数インパクトの大きい値がさ株などが弱含みとなりそうだ。
外部要因に振らされやすい点は変わらないが、中小型株での自律反発狙いの売買が有効になろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(21日終値110円53-54銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同127円81-85銭)と円高に振れている。
週末要因も重なり、ポジション調整の売りが強まる可能性もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比210円安の2万2390円だった。
【好材料銘柄】
■ソルクシーズ <4284>
連結子会社のエクスモーションが東証マザーズへの新規上場承認を受けた。
上場予定日は7月26日。上場後も連結子会社として資本関係を維持する方針。
■佐鳥電機 <7420>
パナソニック <6752> と資本業務提携。
パナソニックグループの半導体調達業務を行うほか、資本面では子会社佐鳥SPテクノロジの株式の15%をパナソニックに譲渡する。
■ジェイホールディングス <2721>
子会社アセット・ジーニアスがブロックチェーン技術を用いたプラットフォームのシステム開発をシンガポール・HI社から受注。受注金額は約1000万円。
■デュアルタップ <3469>
東証が28日付で東証2部に市場変更する。
■ニーズウェル <3992>
東証が28日付で東証2部に市場変更する。
【主な経済指標・スケジュール】
22(金)
5月消費者物価指数(8:30)
4月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
サツドラHD
【海外】
OPEC総会
《米決算発表》
カーマックス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
