落ち着きどころを探る展開か

25日の日経平均株価は、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円。
前週末22日の時点で、日経平均株価の5日線が2万2544円、25日線が2万2595円で推移する。上値では戻り待ちの売りが控えているとみられ、手掛かり材料に乏しいなか、上値が重くなることも想定される。
 
22日に下げ止まったNYダウは、今後もテクニカル的な反発も予想される一方で、買い材料に乏しい日経平均株価は調整が先行しよう。
目下のところ、世界の株式市場にとって最大の懸念材料は、米中貿易摩擦の拡大だ。米中両国の政策当局者の発言に、今週の日経平均やNYダウが一喜一憂する展開となることが予想される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末22日終値110円15-16銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円34-38銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比40円高の2万2500円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■日特建設 <1929>
今期配当を8円増額修正。
 
■新都ホールディングス <2776>
SAMURAI&J PARTNERS <4764> を引受先とする222万7000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は202円。
 
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
緑内障治療剤として開発中の「H-1337」について、肺高血圧症における作用効果を学会で発表。
動物試験の結果、肺動脈性肺高血圧症の有効な治療薬となる可能性を示した。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
25(月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(6/14~15開催分)
《決算発表》
壱番屋、オークワ、しまむら、高島屋、タキヒヨー
 
【海外】
独6月Ifo景況感指数(17:00)
米5月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米5月新築住宅販売(23:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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