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NY株/欧州株概況
NYダウ286ドル高、企業の好決算や回復期待
【市況】NYダウ286ドル高、企業の好決算や回復期待

21日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比286ドル01セント(0.8%)高の3万4798ドル00セントで終えた。
ダウ平均は、新型コロナウイルス変異株の感染拡大への懸念から、19日に急落した。しかし、翌20日は、その反動から上昇。21日も経済活動再開の恩恵が大きいレジャーや旅行関連銘柄、米長期金利の低下一服を受けて景気敏感銘柄を中心に、値ごろ感から買いが先行した。好決算を発表した銘柄が買われたのも相場を押し上げた。
 
21日の米債券市場で長期金利は一時1.30%と20日に付けた2月以来の低水準(1.12%)から大きく上昇した。最近の米株市場では長期金利を景気指標とみなす傾向がある。長期金利上昇で景気への過度な懸念が薄れ、株買いを後押しした。
 
景気敏感株が買われ、航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが高い。長期金利上昇で利ざや縮小の懸念が和らぎ、金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースがともに2%上げた。原油高を受けて石油のシェブロンは3%上昇した。
 
好決算銘柄への買いも相場を支えた。飲料のコカ・コーラが21日に発表した2021年4〜6月期決算は市場予想を上回る増収増益だった。経済正常化による需要回復を受けて12月期通期見通しを引き上げ、株価は1%上げた。同様に市場予想を上回る好決算を発表した通信のベライゾン・コミュニケーションと医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も高い。
 
ダウ平均の構成銘柄以外では、市場予想を上回る増収増益決算を発表した外食のチポトレ・メキシカン・グリルが急伸。決算と同時に示した見通しが収益の回復期待を誘った空運のユナイテッド航空ホールディングスも大きく上げた。空運株に加え、クルーズ船のカーニバルなど旅行レジャー銘柄の上昇が目立った。
 
ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比133.076ポイント(0.9%)高の1万4631.954で終えた。エヌビディアなど半導体株が総じて買われ、指数上昇をけん引した。ただ、長期金利上昇はハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の逆風になりやすい。大型ハイテク株はまちまちで、ソフトウエアのマイクロソフトと交流サイトのフェイスブックが上げ、スマートフォンのアップルと電気自動車のテスラは下げた。
 
前日夕に発表した決算で、7〜9月期の有料契約者数の予想が市場予想を下回った動画配信のネットフリックスは3%下げた。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
34,798.00+286.01
S&P500種
4,358.69+35.63
ナスダック
14,631.954+133.076
NY金(ドル/トロイオンス)
1,803.40−8.00
NY原油(ドル/バレル)
70.29−0.01
円・ドル
110.25 - 110.26−0.02
 


 

【シカゴ日本株先物概況】


21日のシカゴ日経平均先物は大幅続伸。9月物終値は前日比220円高の2万7950円で引け、大取終値を390円上回った。
NYダウは、企業の好決算や景気回復期待が再燃し、寄り付き後、上昇。債券相場も落ち着きを取り戻したため、安心感から終日堅調に推移した米国株相場が大幅続伸し、日経平均先物もつれ高となった。
 
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
27950 ( +390 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
27970 ( +410 )
( )は大阪取引所終値比




【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
21日のFTSE100種総合株価指数は大幅に続伸した。前日の終値に比べ117.15ポイント高の6998.28で引けた。構成銘柄の約9割が上昇した。
決算発表シーズンを迎える中、好調な企業業績を手掛かりに投資家のリスク選好機運が強まった。米株高などにも支えられ、一時節目の7000台を回復する場面もあった。資源株と金融株が株価指数の上昇を主導した。
 
主な個別銘柄では、衣料小売りのネクストは7%超上げた。2022年1月期通期の利益見通しを引き上げたことが好感された。航空機エンジンのロールス・ロイスは7.8%と大幅高だった。JDスポーツファッション(3.9%高)が堅調。産銅大手アントファガスタが4.3%高、鉱業大手アングロ・アメリカンも4.1%高と、資源株も締まった。
 
半面、郵便のロイヤル・メールは、英国で新型コロナウイルス対策の規制が緩和されるなか小包の取り扱いが減少しており、今後の業績見通しも不透明との見方を示したため2.7%安と軟調だった



■ドイツ・フランクフルト株価指数
21日のドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて206.23ポイント(1.4%)高の1万5422.50だった。19日の大幅下落の反動で、欧州各国の株式市場では21日も買い戻しが広がった。
 
個別では、エネルギー関連のシーメンス・エナジーが5%近く上昇した。自動車のダイムラーは、2021年4〜6月期決算で黒字回復したことが好感され買われた。下落したのはIT(情報技術)のSAPを含む3銘柄だけだった。SAPは21年12月期通期の業績見通しを引き上げたものの、市場予想を下回る水準との見方があり売られた。



■フランス・パリ株価指数
CAC40(仏)6,464.48 +117.63



 

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