【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は、前日の終値と比べ97円72銭安の2万4026円43銭で取引を始めた。
前日の米国株市場ではナスダック指数は3日続伸で過去最高値更新が続いているもののNYダウが上昇一服となり、外国為替市場では1ドル=110円台前半の推移と円高が進行している。
日経平均は前日に300円を超える上昇をみせたこともあって、目先は利益を確定する動きが表面化している。下値では国内外投資家の押し目買いや日銀のETF買いなどが想定され底堅さを発揮する可能性もある。
午前8時50分に発表された17年12月の貿易統計によると、貿易収支は3590億円の黒字と市場予想平均の5350億円の黒字を下回り、直後の為替市場では円相場が対ドルでやや強含んだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種前後が高く、値上がり上位に水産、不動産、空運など。一方、値下がりで目立つのは銀行、機械、電気機器など。
個別では、23日に2017年4~12月期決算を発表した安川電が安い。通期予想を据え置いたのが売りを促している。ファナック、コマツも下落している。トヨタ、日産自の自動車株や、日本電産、ソニーは値を下げている。
一方、ファーストリテ、NTTドコモは底堅い。サカタタネは上伸。任天堂は小幅続伸。パナソニックはしっかり。三井不など不動産株が高い。
外資系等は、特陶(5334)、日電産(6594)、NSSOL(2327)、ミルボン(4919)、パーク24(4666)、京進(4735)、グノシー(6047)、新川(6274)、TOTO(5332)、ニチバン(4218)、インベストC(1435)、DAC(6534)、セプティーニ(4293〉に注目。
225先物はSBI・野村・みずほ・HSBC・日興が買い越し。
アムロ・バークレイス・ソジェン・メリル・クレディ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はSBI・野村・みずほ・HSBCが買い越し。
モルスタ・ソジェン・クレディ・JP・メリル・ドイツが売り越し。
テクニカル的には、インベスターC(1435)、長谷工(1808)、GCA(2174)、森乳(2264)、ヤクルト(2267)、雪印(2270)、アウトソ(2427)、ウェルネット(2428)、WDB(2475)、朝日(2502)、サントリー(2587)、伊藤園(2593)、不二油(2607)、マクニカ富士(3132)、Hamee(3134)、綿半(3199)、日管理(3276)、GDO(3319)、薬王堂(3385)、日フェルト(3512)、ザッパラス(3770)、アドソル(3837)、PCI(3918)、IBC(3920)、JSR(4185)、タイガースポ(4231)、EPS(4282)、花王(4452)、中外薬(4519)、大正薬(4581)、ペプチド(4587)、サイバーエ(4751)、フルキャスト(4848)、ノエビア(4928)、小林薬(4967)、北興化(4992)、日ヒューム(5262)、EG(6050)、キャリアリンク(6070)、M&Aキャピ(6080)、ウィル(6089)、日東工器(6151)、日郵政(6178)、エボラブルA(6191)、日立建(6305)、クボタ(6326)、ダイキン(6367)、蛇の目(6445)、ホシザキ(6465)、日精工(6471)、NTN(6472)、トムソン(6480)、マキタ(6586)、SMK(6798)、アドバンテス(6857)、OKAYA(6926)、大同メ(7245)、ショーワ(7274)、伯東(7433)、ドンキ(7582)、Uアローズ(7606)、トプコン(7732)、キャノン(7751)、トッパンF(7862)、ヤマハ(7951)、ユニシス(8056)、三信電(8150)、日ガス(8174)、さが美(8201)、京銀(8369)、日立キャ(8586)、東洋証(8614)、NECキャ(8793)、東建(8804)、ダイビル(8806)、日エスコン(8892)、JR西(9022)、JR九州(9142)、ビジョン(9416)、建設技研(9621)、アイエスピー(9702)、富士ソフト(9749)、船井総(9757)、イエロハ(9882)、ベルーナ(9997)が動兆。
