【後場寄り付き概況】
28日後場寄付きの日経平均株価は、前営業日比96円83銭安の2万0676円73銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.53ポイント安の1558.57で始まった。
為替の円高・ドル安基調を嫌気した売りに押され、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移している。
外国為替市場では、1ドル=109円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、任天堂が下押し、ソフトバンクGはさえない。東電力HDが値を下げ、積水ハウスは軟調。三菱UFJが緩み、東京海上は反落。トヨタ、スズキ、東海カは安い。日本電産が売られている。
半面、武田が買われ、ファーストリテ、ソフトバンク、ZOZOは堅調。SUMCO、キーエンスが値を上げ、ソニー、東エレク、ファナック、村田製、コマツなど買われている。
米上下両院は来月15日までの期限付きで連邦政府機関を再開する法案を25日に可決、トランプ大統領は同法案に署名した。これを材料視した買いが先行するとみていたが、再度閉鎖される可能性もあり、不透明要因の払しょくとまでは評価につながらなかったようである。また、連邦政府機関集計の滞っていた経済指標などが今週相次いで発表される可能性があるため、これを見極めたいといったところであろう。
