【寄り付き概況】
8月1日の日経平均株価は、前日比88円46銭高の2万2642円18銭と続伸してスタートした。
前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇したほか、外国為替市場では1ドル=111円台後半の円安に振れており、これを受けて主力株中心にリスク選好ムードが強まっている。
注目の日銀の金融政策決定会合では、0.2%程度までの長期金利上昇容認など政策を微修正したものの、緩和姿勢の継続が示されたことで足もとのマーケットにはプラスに働いている。個別には決算発表に絡み好決算銘柄が物色の中心軸となる地合いが続きそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、輸送用機器、その他製品、ゴム製品など。一方、値下がりで目立つのは金属製品、空運、その他金融など。
個別では、トヨタ、ブリヂストンが買われ、ホンダはしっかり。東エレク、ファナックが値を上げ、ソニー、日東電工、JFE、住友化は大幅高。コーセーが急伸し、武田は堅調。ソフトバンクG、任天堂は高い。三井住友が反発し、東京海上は強含みとなっている。
半面、パナソニックが下押し、村田製は軟調。ファーストリテ、マネックスGが値を下げ、スタートトゥ、日ハム、京成は大幅安になっている。
