87円安、反落、目先過熱感から利益確定売り優勢

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は前日比87円69銭安の2万2849円91銭で寄り付いた。7日の米国株式は高安まちまちながら、きのう日経平均は400円近い上昇で25年10か月ぶりの高値水準となった反動で、利益確定売りが先行した。
 
東京株式市場でも上昇一服感が台頭している。足もと為替が円高に振れていることで、ここまで上昇相場を牽引してきた輸出主力株にも買い手控えムードが出やすい。
指標面でも東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前日時点で123%だが、日経平均ベースでは171%と突出して高く、いったん調整が入るのは当然ともいえる場面。ただ、下値では押し目買い意欲も旺盛で売り一巡後の動きが注目される。
 
個別では、任天堂が下落し、ソフトバンクGも軟調。ミツコシイセタンが売り気配を唱えて始まり、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友も値下がり、ファナック、村田製、伊藤忠、三井物は弱含みの展開。
半面、トヨタが大量の買いを集め、神戸鋼はしっかりしている。JR東日本、JR東海、JT、KDDI、7&iHD、花王も堅調と展開になっている。
 

外資系等は、日曹達(4041)、住電工(5802)、クボタ(6326)、ワコム(6727)、パナ(6752)、トヨタ(7203)、島津(7701)、ニコン(7731)、商事(8058)、芙蓉リ(8424)、日通(9062)、JAL(9201)、山九(9605)、ドンキ(7532)、郵船(9101)、三菱ケミ(4188)、USS(4732)、ケーズ(8282)、ジャパンティッシュ(7774)、アスビル(6845)に注目。

225先物は、SBI・メリル・バークレイズ・野村・大和・みずほ・JPが買い越し。
アムロ・ソジェン・パリバ・モルスタ・クレディ・UBS・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・SBI・シティ・日興・みずほが買い越し。
JP・UBS・ドイツ・パリバ・ソジェン・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、海洋掘削(1606)、三住建設(1821)、若築(1888)、積ハ(1928)、東京エネ(1945)、アルフレッサ(2784)、JT(2914)、Jフロント(3086)、ココカラ(3098)、UKC(3156)、ニッケ(3201)、日本管理(3276)、ハウスドゥ(3457)、三菱紙(3864)、住友精化(4008)、
 
レッグス(4286)、CEHD(4320)、大塚(4578)、クレスコ(4674)、ファンケル(4921)、コーセー(4922)、BS(5108)、板硝子(5202)、電硝(5214)、ノリタケ(5331)、ニッカトー(5367)、中山鋼(5408)、東邦鉛(5707)、日東精(5957)、バイオラックス(5988)、ERI(6083)、
 
やまびこ(6250)、クボタ(6326)、新東工(6339)、アイチ(6345)、グローリー(6457)、
IDEC(6652)、ルネサス(6723)、京三(6742)、池上通(6771)、ヒロセ電(6806)、新電元(6844)、近畿車(7122)、全国保証(7164)、トッパンF(7862)、佐藤商(8065)、NTT都市(8933)、JR東海(9022)、ドコモ(9437)、GMO(9449)、ダイセキ(9793)、ニトリ(9843)、アークス(9948)が動兆。

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