【寄り付き概況】
25日の寄り付きの日経平均株価は、前日比83円80銭高の2万2594円28銭と続伸してスタートした。きのう24日の堅調な地合いが継続し、為替市場では対ドルで円が落ち着きをみせていることなどから、買い先行となったようだ。
前日のNYダウが4日ぶりに急反発、好決算銘柄中心に買い優勢の展開となっており、これから決算発表が本格化する東京市場でもこの流れが波及しそうだ。
ただ、外国為替市場では1ドル=111円台前半の推移と円高水準でもみ合っている状況で、輸出株の上値を重くする可能性がある。また、半導体関連株が売られており、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅マイナスで引けていることで、これも物色動向に影響しそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、電力ガス、非鉄、機械、紙パルプなど。一方、値下がりで目立つのは水産、鉱業、その他製品など。
個別では、コマツの買いが厚く、三井物、三菱商は小幅高。ソフトバンクG、NTTドコモが強含み、ソニー、村田製はしっかり。日産自、ホンダ、新日鉄住も値上がりしている。
半面、東エレクが大量の売りに押され、任天堂は下げ、ファーストリテも軟調。トヨタ、SUBARU、ヤマトHD、明治HD、三菱UFJ、三井住友は売りに押されている。
225先物は、野村・JP・大和・GS・クレディが買い越し。
パリバ・アムロ・ナティクス・バークレイズ・モルスタ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はシティ・モルスタ・バークレイズ・アムロが買い越し。
GS・大和・野村・みずほ・ソジェンが売り越し。
外資系等は、特殊陶(5334)、日電産(6594)、TDK(6762)、太陽誘電(6976)、村田(6981)、OSG(6136)、ドコモ(9437)に注目。
テクニカル的には、ナカノフドー(1827)、熊谷組(1861)、高砂熱(1969)、イーブック(3658)、サニックス(4651)、フルキャスト(4848)、板硝子(5202)、フジミイン(5384)、大和工(5444)、ダイキン(6367)、加藤製(6390)、マブチ(6592)、ミマキ(6638)、信号(6741)、九州FG(7180)、マーキュリア(7190)、インタアクション(7725)、A&D(7745)、菱洋エレ(8068)、新生銀(8303)、りそな(8308)、東邦銀(8346)、琉球銀(8399)、みずほ(8411)、アイフル(8515)、愛媛銀(8541)、日立キャピ(8586)、松井証(8628)、第一生命(8750)、九電(9508)、EF-ON(9514)、イーレックス(9517)が動兆。
