77円高、自律反発狙いなどの買いが先行

【寄り付き概況】

3日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比77円13銭高の2万1889円06銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.91ポイント高の1701.20で始まった。
前日に日経平均は500円近い大幅安を演じていただけに、自律反発狙いなどの買いが先行したようだ
週末6日に米中双方による追加関税発動が予定され、米中貿易摩擦の問題が懸念されている。
 
しかし、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数など主要指数がいずれも上昇して引けており、東京市場でも足もとリスクオフの巻き戻しが入った。
外国為替市場では1ドル=110円台後半の推移と円安水準でもみ合っていることも主力株中心にプラス材料。一方、上値では戻り待ちの売りが控え、買い一巡後は戻り足が鈍る可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、25業種が高く、値上がり上位に保険、石油、ガラス土石、倉庫、機械など。 
 
 
個別では、トヨタ、ホンダ、ソニー、信越化、日本電産もしっかりで、キーエンスは大幅高。ソフトバンクGが値を上げ、任天堂、ファーストリテ、花王、資生堂が反発し、ニトリHDは底堅く、松屋は上伸している。三井住友、みずほFGが小高く、東京海上も強含みとなっている。
半面、キヤノン、東エレクが安く、シャープは軟調で、日産自、三菱UFJ、KDDI、NTTドコモが売られている。

225先物は、アムロ・ソジェン・メリル・ライブスター・SBIが買い越し。
野村・クレディ・GS・モルスタ・シティが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ナティクス・GS・パリバ・野村が買い越し。
ドイツ・モルスタ・日興・アムロ・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的にはアバント(3836)、沢井製薬(4555)が動兆。

 

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