【寄り付き概況】
22日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前営業日比74円93銭高の2万1582円47銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、4.28ポイント高の1620.17で始まった。
前日のNYダウ平均が引けにかけ値を消し小幅続落して着地、目先方向感が定まりにくいなか、東京株式市場は3連休前ということもあり積極的な売り買いは見送られやすいタイミングにある。
ただ、為替がドル高・円安含みで推移していることもあり、半導体関連株などが前日に続き強さを発揮すれば全体相場も頑強な値動きが想定される。
総務省が取引開始前に発表した10月CPI(消費者物価指数)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.0%増で市場予想平均と一致した。
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位に石油、その他製品、医薬品、精密機器、サービスなど。
任天堂が堅調。トヨタ、日産自は小幅高。資生堂、アステラス薬が買われている。ファーストリテは小高い。
半面、三菱UFJが値を下げている。三井住友は弱含み。ソフトバンクG、KDDIが軟調。東エレク、キーエンス、東海カが売られ、武田も安い。
225先物は、野村・みずほ・JP・シティ・ドイツが買い越し。
ソジェン・SBI・UBS・GS・メリル・クレディ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・クレディ・大和・モルスタが買い越し。
UBS・みずほ・JP・野村・バークレイズ・メリルが売り越し。
テクニカル的には、LIFULL(2120)、ハリマ化成(4410)、ワタベ(4696)、大和冷(6459)、幸楽苑(7554)、ユニー・ファミマ(8028)、SRS(8163)が動兆。
