74円安反落スタート、3月決算配当落ち分の影響

【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は、前日比74円78銭安の2万1353円61銭と反落してスタート。
 
前日の米国株市場では後半伸び悩んだもののNYダウが140ドル高と続伸。景気減速への懸念と金融緩和期待との綱引きとなっており、目先大きく売り込まれた反動から買い戻しが優勢となり、これが東京株式市場でも主力株中心に追い風材料となっている。ただ、きょうは3月期決算の配当落ち分の下げ圧力が170円程度日経平均に反映されることもあって全体はマイナス圏でのスタートとなった。
 
一方、外国為替市場では1ドル=110円台半ばで推移しているほか、原油価格も急反発に転じるなど外部環境はリスクオンの流れにあり、下値は限定的との見方がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、医薬品、サービスの3業種が高い。一方、値下がりで目立つのは銀行、その他金融、保険など。
 
個別では、日産自は大幅安で、トヨタ、武田は下落。任天堂が軟調。JAL、ANAが売られ、JR西日本も値を下げる。三井住友、みずほFGは軟化し、オリックスが安い。
 
半面、キーエンスがしっかり。資生堂が堅調。国際帝石、ZOZO値を上げる。
 
225先物は、野村・メリル・クレディ・ドイツ・モルスタが買い越し。
アムロ・SBI・GS・シティ・楽天が売り越し。
TOPIX先物は野村・みずほ・クレディ・バークレイズ・ソジェンが買い越し。
メリル・日興・三菱・HSBC・パリバ・SBIが売り越し。
 
テクニカル的には、ヒューリック(3003)、ホットランド(3196)、ニッケ(3201)、帝国繊維(3302)、稲葉製作(3421)、ホギメディ(3593)、ネクソン(3659)、アバント(3836)、日東エフシー(4033)、オービック(4684)、フューチャー(4722)、三谷セキ(5278)、ホッカン(5902)、小森(6349)、前澤給(6485)、日信号(6741)、エレコム(6750)、ホシデン(6804)、アズビル(6845)、イリソ電(6908)、中山福(7442)、アズワン(7476)、マルシェ(7524)、スノーピーク(7816)、松風(7979)、忠(8001)、山善(8051)、新光商(8141)、ファースト住(8917)、小田急(9007)、JR西(9022)、近鉄(9041)、C&F(9099)、東陽倉(9306)、安田倉(9324)、宇徳(9358)、朝日放送(9405)、イオンディ(9787)、モリト(9837)、関西スパ(9919)が動兆。
 

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