【寄り付き概況】
30日の寄り付きの日経平均株価は前日比70円安の2万3559円と売り優勢でスタート。
日経平均株価は小幅ながら続落、東証株価指数(TOPIX)は小反落で始まった。
前日のNYダウが180ドル近い下げをみせたことで、海外投資家のリスク許容度が低下、東京市場でも主力株中心に売り圧力が強い。
外国為替市場では1ドル=109円近辺で急速なドル売りは一服したが、引き続き円高警戒感がくすぶるなか、四半期決算発表を絡め輸出株中心に神経質な展開が続く。
下値では値ごろ感からの押し目買いや日銀ETF買いへの思惑もあり、売り一巡後の動きが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種前後が高い。値上がり上位に銀行、機械、紙パルプ、輸送用機器、繊維など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、建設など。
個別では、ソニー、信越化、東エレクが売られ、ファナック、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株は軟調。任天堂、三井住友、KDDI、アルプス、大東建託が安く、村田製、キーエンス、日立はさえない。
半面、トヨタが買われ、三菱UFJは堅調。ルネサス、コマツ、花王が上昇、航空電子が強含み、日本電産はしっかりとなっている
225先物は野村・GS・シティ・大和が買い越し。
クレディ・ドイツ・日興・みずほ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はJP・シティ・三菱・UBS・HSBCが買い越し。
ドイツ・クレディ・日興・モルスタ・GSが売り越し。
テクニカル的には、大豊建(1822)、日特建(1929)、コシダカ(2157)、L&M(2170)、ダイワボウ(3107)、あさひ(3333)、フリービット(3843)、セ硝(4044)、PI(4290)、サイバネット(4312)、日コン(5269)、新日電工(5563)、日精線(5659)、滝澤鉄(6121)、ワイエイシイ(6298)、アクセル(6730)、双信電(6938)、イントラスト(7191)、ネットワン(7518)、マルカキカイ(7594)、アルゴグラフ(7595)、マニー(7730)、IFIS(7833)、日立ハイテク(8036)、青山商(8219)、三谷産(8285)、安田倉庫(9324)、ワイヤレスG(9419)、GMO(9449)、カプコン(9697)、東テク(9960)に注目。
