【寄り付き概況】
29日の日経平均株価は、前日比7円39銭高の2万2820円86銭と小幅に7日続伸してスタート。
28日のNYダウ、ナスダック総合指数が3日続伸。ナスダック総合指数は、3日続けて史上最高値を更新するなど堅調な展開が続いた。米国株高に加え、為替市場での対ドル相場の落ち着きから、買いが優勢の動きとなっている
外国為替市場では1ドル=111円台前半と円安含みで推移しているものの、東京株式市場では前日まで日経平均が6日続伸と上昇を続けていたこともあって、その反動も出やすい場面だ。上値のフシとして2万3000円ラインが強く意識されており、前日も大引けにかけて戻り売りに跳ね返される展開となったことから、足もとは先高期待がやや後退している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に海運、銀行、精密機器など。一方、値下がりで目立つのはゴム製品、小売、空運など。
個別では、任天堂が買われ、KDDI、ビックカメラは強含み。三菱UFJが値を上げ、日本郵政は小幅高。花王は堅調。ソニー、村田製、TDK、コマツ、トヨタは小高い。
半面、イオン、サイゼリヤが値を下げ、ファーストリテ、ソフトバンクGはさえない。住友不が売られ、東京海上は小安い。日産自、ブリヂストン、ファナック、キーエンス売られている。
225先物は、JP・メリル・アムロ・クレディ・モルスタが買い越し。
野村・シティ・HSBC・UBS・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はJP・アムロ・クレディ・UBSが買い越し。
メリル・ソジェン・GS・バークレイズが売り越し。
外資系等は、MS&AD(8725)、ソースネクスト(4344)、東芝(6502)、ソニー(6758)、相鉄(9003)、商事(8058)、日本郵政(6178)、山九(9065)、日立物流(9086)、
テクニカル的には、ディアライフ(3245)、日本調剤(3341)、王子(3861)、日産化(4021)、クレハ(4023)、リケンテク(4220)、ホッカン(5902)、竹内製作(6432)、大真空(6962)、ネットワン(7518)、タカラトミー(7867)、大日印(7912)、稲畑産業(8098)、高島屋(8233)が動兆。
