65円高と堅調、買い戻しや円安好感

【寄り付き概況】

30日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比65円02銭高の2万1681円82銭。東京外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半に下落し、追い風となった。
 
FOMCを前に前日の米国株市場は模様眺めムードとなり、NYダウがプラスで引けたもののナスダック総合指数は小安くなるなど方向感のない展開となったが、この流れを東京市場も引き継ぐ可能性が高い。きょう昼頃に結果が発表される日銀の金融政策決定会合では超低金利政策の長期化をフォワードガイダンスで示すとの見方があるが、全体相場への影響は限られそうだ。
個別には本格化する4~6月期決算発表を絡め明暗を分ける展開が予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に精密機器、鉄鋼、医薬品、鉱業、石油など。
 
個別では、ソニー、東エレクが値を上げ、ファナック、スクリン、村田製も買われている。トヨタ、日産自は堅調、日本製鉄、神戸鋼、古河電工、三菱UFJ、三井住友も上昇。ソフトバンク、楽天は強含んでいる。
半面、オリックスが売られ、ソフトバンクG、光通信、日本紙は軟調で、任天堂、コマツ、バンナムHDは値を下げている
 
225先物は、ソジェン・大和・UBS・カブコム・SBIが買い越し。
クレディ・三菱・ドイツ・アムロ・GS・バークレイズ・メリルが売り越し。
TOPIX先物は日興・モルスタ・アムロが買い越し。
メリル・ドイツ・三菱・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、ライト工(1926)、SMS(2175)、クロスキャット(2307)、コカ(2579)、トレファク(3093)、TOKAI(3167)、すかい(3197)、シップ(3360)、力の源(3561)、電算システム(3630)、システム情(3677)、クイック(4318)、大幸薬品(4574)、OLC(4661)、TDCソフト(4687)、りらいあ(4708)、フューチャー(4722)、エックスネット(4762)、CIJ(4826)、コロナ(5909)、セラク(6199)、アイチ(6345)、チノー(6850)、パンパシ(7532)、幸楽苑(7554)、JMS(7702)、エイベクス(7860)、清水銀(8364)、愛媛銀(8541)、リコーリ(8566)、リロ(8876)、富士急(9010)、JR西(9022)、名鉄(9048)、郵船(9101)、北ガス(9534)、CEC(9692)、SCSK(9719)、NSW(9739)、いであ(9768)、サガミ(9900)、ミロク情報(9928)が動兆。

 

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