60円安、続落スタート。配当権利落ちの影響

【寄り付き概況】

27日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比60円37銭安の2万0269円82銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、8.39ポイント安の1664.35で始まった。
 
本日は9月末の配当権利落ち日に当たり日経平均株価に表面上は下げ圧力が働いている。権利落ち分は130円程度と試算されており、これを即日埋められるかが注目される。
 
前日の欧州株市場は総じて堅調、米国株市場でもNYダウが小幅ながら4日続落したが、ハイテク株の切り返しでナスダック指数は反発。外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移と円安傾向にあり、外部環境的には悪くない。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に倉庫、紙パルプ、その他製品など。一方、値下がりで目立つのは石油、卸売、輸送用機器など。
 
個別では、ANA、JAL、JR東海、JR東日本、NTTなどの株主優待、配当利回り銘柄の値下がりが目立つ。三菱UFJ、三井住友、野村、東京海上もさえない。ソフトバンクG、ファーストリテ、トヨタ、日産自、ソニー、東エレク、キーエンス、日本郵政は下落している。
半面、任天堂が高く、ファナック、村田製、キヤノン、第一生命は買われている。
 
225先物はJP・ソジェン・UBS・モルスタ・メリル・パリバ・クレディ・アムロが買い越し。
大和・みずほ・ナティクス・三菱・野村が売り越し。
TOPIX先物は野村・みずほ・JP・アムロ・バークレイズが買い越し。
モルスタ・日興・GS・三菱・大和が売り越し。
 
外資系等は、東洋紡(3101)、デンカ(4061)、宇部興(4208)、アニコム(8715)、IDEC(6652)、ADEKA(2200)、クイック(4318)、協和キリン(4151)、すかいらーく(3197)、日野(7205)に注目。
 
テクニカル的には、ミライト(1417)、タマホーム(1419)、安藤ハザマ(1719)、植木組(1867)、日道路(1884)、東洋建設(1890)、四国工(1939)、エスクリ(2196)、BBT(2464)、神栄(3004)、キッセイ(4547)、栄研化(4549)、日水薬(4550)、神東塗(4615)、ファルコ(4671)、クレスコ(4674)、オービック(4639)、フューチャー(4722)、エステー(4951)、IBJ(6071)、アサンテ(6073)、LITARICO(6187)、ホソカワ(6277)、技研製(6289)、モリタ(6455)、河西工(7256)、三菱食(7451)、京都友禅(7615)、オーハシテク(7628)、永大産(7822)、共立印刷(7838)、菱電商(8084)、ニプロ(8086)、H2O(8242)、ゼビオ(8281)、関西ア銀(8545)、アプラス(8589)、NECキャ(8793)、サンフロンティア(8934)、JR東海(9022)、渋沢倉(9304)、上組(9364)、テレ朝(9409)、コネクシオ(9422)、東電(9501)、広ガス(9535)、西ガス(9536)、船井総研(9757)、オートバクス(9832)、加藤産(9869)が動兆。

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