日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比8円19銭高い3404円95銭。1990年8月21日以来ほぼ27年ぶりに3400円を上回った。
朝方はリスク回避姿勢が強まり、全面安の展開となったが、徐々に下げ渋った。午後にプラス圏に浮上。「時間を追うごとに北朝鮮情勢の不安が後退し、個人投資家の資金が流入したようだ」との見方が出ていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で932億円、売買高は1億4157万株だった。値上がり銘柄数は320、値下がり銘柄数は304となった。
個別では、ホリイフードサービス、デジタルアドベンチャーがストップ高。日本サード・パーティは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、第一建設工業、大成温調、ヒップ、UTグループなど41銘柄は年初来高値を更新。山加電業、ディーエムエス、グリムス、ニッポン高度紙工業、細谷火工が買われた。
一方、地域新聞社、シベール、イーサポートリンク、キャピタル・アセット・プランニング、日本エマージェンシーアシスタンスなど7銘柄が年初来安値を更新。
山王、ブロッコリー、昴、サンデー、ケイブが売られた。
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