53円高 続伸スタート、円安など追い風

【寄り付き概況】

1日寄付きの日経平均株価は、前営業日比53円33銭高の2万4173円37銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、3.20ポイント安の1814.05で始まった。
 
現地9月28日のNYダウ、ナスダック総合指数がともに続伸。米国株が堅調な動きだったことに加え、為替市場では対ドルがやや円安で推移していることもあり、買いが先行したようだ。
外国為替市場では、1ドル=113円80銭近辺の推移とドル高・円安が進行、これが主力株中心に追い風となっている。
一方、イタリアの財政赤字を巡る不透明感から前週末の欧州株は総じて軟調だったことから、目先利益確定売りを誘発しやすい環境にある。中国国家統計局が30日発表した9月のPMIが春節に伴う特殊要因を除くと2年ぶりの低水準であったことも、中国関連株中心にマイナス材料として意識される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種が高く、値上がり上位にその他製品、医薬品、証券など。一方、値下がりで目立つのは陸運、輸送用機器、倉庫、小売など。
 
個別では、東エレクが値を上げている。任天堂は強含み。東海カ、昭和電工が堅調。SUMCO、ソースネクストが上伸。ファーストリテも買われている。
半面、トヨタ、SUBARU、ホンダが軟調。ソニーもさえない。武田は安い。ソフトバンクG、サイバエジェが売られている。
 
 
225先物は、野村・JP・みずほ・UBS・クレディ・SBIが買い越し。
バークレイズ・ソジェン・ドイツ・三菱・GS・アムロが買い越し。
TOPIX先物は野村・モルスタ・シティ・アムロが買い越し。
ドイツ・モルスタ・GS・パリバ・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、ソフトバンクテク(4726)、電硝(5214)、アジアパイル(5288)、富士ダイス(6167)、リタリコ(6187)、ハピネット(7552)、ニプロ(8086)、空港施設(8864)、九電(9508)、ソフトバンク(9984)が動兆。
 

 

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