日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比２円77銭高い3623円32銭だった。
米国株の上昇を受けて投資家心理が上向いた。ただ東京株式市場では東証１部の大型株に資金が向かい、中小型株の多い新興企業株の上昇に勢いはなかった。ジャスダック平均は取引時間中に下げに転じる場面もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で547億円、売買高は１億5187万株。
値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は279となった。
電気自動車（EV）関連銘柄のシライ電子が上昇した。フィスコやアエリアも買われた。一方で、ハーモニックやエンジャパンは下落した。
個別では、シンワアートオークション、フィスコ、アルファが一時ストップ高と値を飛ばした。ＡＣＫグループ、銚子丸、ホリイフードサービス、テクノアルファなど34銘柄は年初来高値を更新。
和井田製作所、新都ホールディングス、日本プロセス、アイビー化粧品が買われた。
一方、壽屋が年初来安値を更新。文教堂グループホールディングス、コスモ・バイオ、富士ソフトサービスビューロ、カルナバイオサイエンス、アルファクス・フード・システムが売られた。
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