日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前週末比10円49銭高の3389円58銭だった。
米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が金融政策に言及せず、米国の金融引き締めへの過度の警戒感が和らいだ。このため、運用リスクをとって中小型株に投資する参加者が増えた。
為替の円高・ドル安が重荷になる東証1部の輸出関連株の上値は重い一方、内需関連の中小型株には買いが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で399億円、売買高は8442万株だった。
値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は226となった。
個別では、山王がストップ高。30日にマザーズ上場のUUUMの関連銘柄とされるアイフリークモバイルやぱどが一時ストップ高と値を飛ばした。ヒップ、幼児活動研究会、nms ホールディングスなど35銘柄は年初来高値を更新。
santec、東洋合成工業、初穂商事、プロルート丸光、朝日ラバーが買われた。
一方、イーサポートリンク、ティビィシィ・スキヤツトが年初来安値を更新。キタック、メディアリンクス、山田コンサルティンググルー、INEST、テリロジーが売られた。
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