個別では、ホーム・デポやキャタピラー、ダウなど景気敏感株が上昇した。セールスフォースやゴールドマン・サックスも買われた。一方、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とビザは下げた。
ナスダック総合株価指数は反発した。前日比258.440ポイント(1.46%)高の1万7877.794で終えた。テスラやエヌビディアが大幅高となった。
S&P500種株価指数は反発し、前日比63.97ポイント高の5634.61と7月中旬以来の高値で終えた。
S&P500 5634.61 ( +63.97 )
NASDAQ 17877.79 ( +258.44 )
米10年債利回り 3.799 ( -0.055 )
NY(WTI)原油 74.83 ( +1.82 )
NY金 2546.3 ( +29.6 )
VIX指数 15.86 ( -1.69 )
【シカゴ日本株先物概況】
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
23日のFTSE100種総合株価指数は3日続伸し、前日比39.78ポイント(0.47%)高の8327.78で終えた。英国時間の同日午後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で利下げに前向きな姿勢を示した。発言内容を受けて米株式市場で主要な指数が上げ幅を広げる場面があり、投資家心理を上向かせた。
FTSEの構成銘柄では、小売り大手のJDスポーツ・ファッションが5.22%高、B&Mヨーロピアン・バリュー・リテールが3.08%高と相場をけん引。産銅大手アントファガスタも2.68%高と買われた。一方、投資会社メルローズ・インダストリーズはUBSの売り推奨を受けて7.10%安と急落。会計ソフト大手セージが2.00%安、情報サービス会社RELXが0.60%安で続いた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
23日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前日比139.71ポイント(0.75%)高の1万8633.10で終えた。ユーロ圏でのインフレ鈍化の傾向を背景に欧州中央銀行(ECB)が9月にも追加利下げに動くとの観測が出ているところに、米国でも9月に利下げが決まるとの観測が重なり、リスク資産とされる株式の買いを支えた。
DAXを構成する40銘柄のうち37銘柄が上昇した。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが2.71%高、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが1.84%高、不動産大手ボノビアが1.83%高と上伸した半面、高級車メーカーのポルシェは0.74%安、業務用ソフトウエア大手SAPは0.47%安、分子診断大手キアゲンは0.33%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は反発し、前日比0.70%高の7577.04と7月下旬以来、1カ月ぶりの高値で終えた。
