424円安、反落して始まる 米株安を受け

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は前日比424円27銭安の2万893円05銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、33.57ポイント安の1683.56で始まった。
 
前日に日経平均は高値引けで550円強の上昇をみせたが、米国株の急落を受けて再びリスク回避の売りにさらされる展開となった。
米中貿易摩擦に対する警戒感は根強く、前日はハイテク株比率の高いナスダック指数が3%近い下げで前日の上昇をほぼ帳消しにしており、この流れを東京市場も引き継ぐ格好となっている。きょうは3月末の配当落ちが160円程度とみられており、その分の下げがきつくなっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは保険、証券、卸売、非鉄、銀行など。

個別では、任天堂が大量の売りに押され、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友が値下がりし、野村、東京海上も下落している。トヨタ、ホンダ、ファナック、キヤノンもさえない。
半面、ニトリHD、東京ガスが高く、JTが買われ、電通は小幅上昇している。

外資系等は、日セラ(6929)、資生堂(4911)、 日産化(4021)、ホンダ(7267)、トヨタ(7203), 栗田工(6370)に注目。
 
225先物は日興・パリバ・野村・シティ・ドイツ・JP・GSが買い越し。
メリル・UBS・アムロ・HSBC・ソジェン・モルスタが売り越し。
TOPIX先物は野村・みずほ・大和・クレディが買い越し。
メリル・ソジェン・ドイツ・パリバ・シティ・ナティクスが」売り越し。
 
テクニカル的には、マルハ(1333)、タマホーム(1419)、 グリコ(2206)、山パン(2212)、エムスリー(2413)、 サンエー(2659)、ジョイ本田(3191)、ブックオフ(3313)、 イーブック(3658)、クロスマーケ(3675)、コムチュア(3844)、 モバファク(3912)、AOI(3975)、科研(4521)、 ファルコ(4671)、アサンテ(6073)、レック(7874)、 ピジョン(7956)、紙パ商(8032)、ヤマトイン(8127)、 ビジョン(9416)、光通信(9435)、CSP(9740)が動兆。

 

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